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書 籍


 森 覚編

A5判/352ページ/2020年3月31日
ISBN978-4-585-21054-2 C3015
定価8,250円(本体7,500円+税)

メディアと表象が織りなす宗教文化
近現代のメディアをめぐる一大転換は、宗教という領域の創作行為、情報共有、知識の扱い方へも大きな変化を生じさせた。
メディアが生成した宗教表象を受容することで、人々は、どのような仏教文化を生み出したのか。
社会的に生み出された文化的所産である仏教的人物像の性質と機能を明らかにし、仏教文化に見られるメディア表現の創造と受容の実態へ迫る。

目次
巻頭言 森覚

序 論 創りかえられる仏教的人間像―宗教表象の創出と再生産 森覚
第一章 仏教絵本『こどものくに別冊 おしゃかさま』にみるブッダのイメージ 森覚
第二章 新聞小説と親鸞―石丸梧平の人間親鸞像 大澤絢子
第三章 高橋五山と仏教紙芝居―勢至丸様を中心に 髙橋洋子
第四章 近現代ドイツにおけるブッダのイメージ―ヘルマン・ベック、フリードリヒ・ハイラー、カール・ヤスパース 嶋田毅寛
第五章 明治期の文学における仏教的表象の萌芽―露伴作品を視座として 渡辺賢治
第六章 変容する妙好人像 渡辺隆明
第七章 「風景」から「即身」へ―「空海」を、今、体感す 猪股清郎
第八章 一九六〇年代の大衆文化に見る非合理への欲望―「飢餓海峡」「恐山の女」の中の〈恐山〉と〈イタコ〉 大道晴香
第九章 現代消費社会における「ブッダ」像―手塚治虫『ブッダ』から中村光『聖☆おにいさん』への転生 今井秀和

あとがき―仏教文化におけるメディア研究会の活動をふりかえる 森覚

初出一覧
執筆者一覧

『週刊仏教タイムス』(2020年7月2日)にて紹介されました
『怪と幽』vol005(2020年8月31日)にて紹介されました。

表象文化論学会ニューズレター「REPRE」Vol.40(2020年10月)にて紹介されました。
日本近代仏教研究会『近代仏教』第28号(2021年3月)にて紹介されました。
『絵本学会研究紀要 絵本学会』第23号(2021年3月)
にて紹介されました。

 
  今田由香 ・大島丈志 編

A5/208ページ/2016年05月15日
ISBN978-4-254-68522-0 C3371
定価2,750円(本体2,500円+税)

「絵本で物語るとはどういうことか」をコンセプトに,絵本で物語ることの意義と実際の活動について解説・紹介する。〔内容〕子どもが紡ぐ物語/視覚が生み出す物語/ナンセンス絵本と不条理絵本/変形していく物語/絵本と翻訳。

編集部から
*本書「絵本ものがたりFIND」のレビューが「本が好き」に掲載されています。
 いずれも力作ですので,ぜひご一読ください。(2017.9.15)
  (右の関連情報欄をクリックください。)

○刊行にあたって
 いつの世も,絵本を愛する人の多さと,気持ちの熱さは変わらない。けれども最近の動向に注目すると,絵本を受動的に楽しむだけでなく積極的に関わることにより,新しい地平を切り開いているのがわかる。
 本シリーズは,作家,画家,デザイナーなど創作者,子育て中の親や保育・教育関係者,絵本研究家,絵本の流通販売者など,絵本に関わる様々な立場の執筆者が,自身の行った活動についての具体的な実例や想いを紹介している。
 そこに見られる個性的な切り口や強い意志は,これから活動したいと考えている方はもちろん,すでに活動している方にとっても,多くのヒントを与えてくれることだろう。

○本巻について
絵本といえば“絵”と“話”から出来上がっています。
本書では,後者の“話”について掘り下げていきます。
主に
 ・どのように物語が作られるか
 ・物語がどのように読み取られるか
 ・物語をどのように活用するか
の三つのことを様々な立場や場面のなかで実例をあげながら読み解いています。

 保育現場で絵本を読んだら子ども達はどんな反応をしたのかな
 子どもとお父さんと絵本の関係って
 身の回りのものから物語を生み出そう
 絵本美術館の活動と役割って
 不条理・ナンセンスに込められたこと
 文学が絵本になって生まれた価値
 絵本が教科書に載る?
 言語を超えることで生まれる物語

気になるキーワードがありましたら、お手にとってご覧ください。


目次
第1章 子どもが紡ぐ物語
 1.1 子ども・絵本・物語 [砂上史子]
 1.2 遊ぶ子ども─絵本と,絵本で,絵本から─ [岩田恵子]
 1.3 父のための物語絵本 [丸谷充子]
 1.4 絵本を使用した授業と生まれる物語 [古屋淳史]
 コラム1 ものがたりを結ぶ時期・ほどく時期[村中李衣]

第2章 視覚から生まれる物語
 2.1 〈見立て〉 視覚が物語を生み出す [中川素子]
 2.2 絵本美術館でつむがれる物語 [原島 恵]
 2.3 文字のない絵本が語るもの [甲斐聖子]
 コラム2 妖怪絵本 [久保沙由里]

第3章 ナンセンス絵本と不条理絵本
 3.1 私的ナンセンス絵本の系譜─長新太を中心に─ [土井章史]
 3.2 東君平の絵本 [高頭佐和子] 76
 3.3 ウンゲラーが絵本に描いたこと [今田由香]
 3.4 不条理絵本とは何か─未来への問いかけ─ [澤田精一]

第4章 変形していく物語
 4.1 現代児童文学作品の絵本化をめぐって
  ─絵本になった「八郎」「モモちゃん」「ウーフ」たち─ [奥山 恵]
 4.2 小学校国語教科書による絵本の教材化とは [構 大樹]
 4.3 しかけ絵本の「しかけ」を読み解く
  ─ロバート・サブダ『不思議の国のアリス』を中心に─ [小川純子]
 4.4 「赤い蝋燭と人魚」の絵本化の地平 [大島丈志]
 コラム3 仏教メディアとしての絵本 [森 覚]

第5章 絵本の翻 訳
 5.1 実験的絵本の翻訳 [芦田川祐子]
 5.2 『不思議の国のアリス』の扉絵をめぐって
  ─キャロルとテニエルのパラゴーネ─ [金光陽子]
 5.3 作者のまなざしと翻訳の役割
  ─ヴァージニア・リー・バートン『せいめいのれきし』改訂版をめぐって─
  [井上征剛]

第6章 絵本で物語るとはどういうことか
 6.1 子どもの発達と物語絵本 [百々佑利子]
 6.2 芸術としての絵本 [今田由香]
 6.3 「ものがたり」から生まれる絵本─宮沢賢治「なめとこ山の熊」を軸と
して─ [大島丈志]

 索 引
 執筆者紹介

 
  2013 11月号
特集 ドキドキ子どもの絵本
Focus on:
Exciting, picture books for children

近年、絵本をめぐる状況が動いています。現象面では、絵本専門の美術館が増加し、絵本の原画等は美術作品としての評価を得るようになっています。表現方法や媒体、ユニバーサルデザインを考慮した内容など、現在では多様な展開があります。電子書籍への潮流が強まる中、紙媒体としての絵本の意味も再浮上しています。

一方、絵本は様々な要素から成り立つ学際的な領域に位置します。
前世紀の末には絵本学会が設立され、絵本に関わる文学、心理学、芸術学、教育学、保育学などの諸学を横断する学会として活動を展開しています。2011年には世界初の大部の絵本辞典が刊行され、絵本学の豊かさが開示されました。近年では、絵本を巡る学的な基盤も整いつつあります。

このように、絵本の価値や子ども文化としての重要性は認識されているにもかかわらず、いまだに社会における絵本の位置が不安定に見えるのはなぜでしょうか。絵本と美術の距離、さらには絵本と学校教育、造形教育との位置関係も必ずしも明確であるとはいえません。この号では、子どもと絵本の関係をめぐる状況が概観できるようスケッチを試みます。


Recently, the status of picture books has been changing.
In appearance, the number of museums that specialize in picture books is increasing, and original drawings of picture books are highly regarded as a form of art. There are many forms of presentation, mediums and content considered to be universal design.While E-books are getting more popular, real physical picture books are also making a comeback.

At the same time, the study of picture books is a very interdisciplinary field.The Association for Studies of Picture Books was founded at the end of the 20th century, and focused on picture books’ literature, psychology, art study, pedagogy and preschool education.In 2011, the first dictionary of picture books was published and showed how rich the study of picture books is. Nowadays, the academic foundations for the study of picture books are also being developed.

One wonders why their place in society is still not stable even though their value and impact on children’s culture is recognized. It is not very clear how far picture books are from school education, and art education as well as from art study.
In this issue, we will to try to broadly sketch out the relationship between children and picture books.

目次
特集 ドキドキ子どもの絵本

BIIKU INTERVIEW
6 絵本作家……三浦太郎さん

特集 ドキドキ子どもの絵本
12 絵本の絵を読む楽しさ……松本 猛
16 絵本ワークショップ 絵本の創造力を子どもたちの表現力へ……中川 素子
20 「かがくいひろし」が残した絵本 子どもの在処をめぐって……水島 尚喜
24 ポスト教育絵本リスト……森 覚
28 『絵本のつくりかた』のつくりかた……ミノオカ・リョウスケ

連 載
32 図説 子どもART学 第15回 メディウムとしての絵本……辻 政博
34 PHILOSOPHY OF SUBJECT MATTER
「題材原論」[共通事項]への理解を深めるために 第4回
題材を構成する要因……水島 尚喜
36 世界児童画展ギャラリー
38 授業ライブ 第8回 見て、感じて、話して…そしてかいてみよう!〈6年生〉
東京・新宿区立愛日小学校……平田 耕介 取材: 伊部 玉紀

授業研究
40 幼児 いろいろな素材と親子で触れ合う造形まつり……八代生野・水間千尋
42 小学校低学年 かけたり、くんだり、ならべたり!カラフルハンガーパラダイス!!
……井田 善之
44 小学校中学年 小さなぼうけん家 加藤 真
46 小学校高学年 田んぼの守り神に魂を………相馬 正和
48 中学校 発見!日本の美 ~花の命と向き合う~……道越 洋美

連 載
50 美術教育にとって「合目的的」とは何か
第3回・リアリズム教育にとって「合目的的」とは何か……那賀+彦

56 2013年美育文化総目次
58 美育ニュース


 
 
大正大学綜合佛教研究所 仏教における生(いのち)研究会 編

A5/432ページ/2013年6月
ISBN978-4-585-21014-6 C3015
定価10,450円(本体9,500円+税)

東日本大震災後の今、〈いのち〉とは何かとあらためて考える
〈いのち〉の根源的な在り方を、〈個々の「生」そのもの〉と〈個々の生死を包摂したより大なる流れ〉との出会い、すなわち時空を超える生命として捉え、インド・中国・日本の仏教や西洋哲学など、様ざまな生命観に迫る。代理母出産、地獄絵の役割など現代的な課題も視野に入れ、多角的に考察する。

目次
生(いのち)とはなにか 猪股清郎

Ⅰ 仏教の思想と生(いのち)
「大我」即「毘盧遮那」―空海の生(いのち)観 猪股清郎
釈尊の葬儀と遺骨 田中純男
大乗仏教の世界観―根源的な「生(いのち)」の展開 藤近恵市
漢代人の生命観 清水浩子
代理母出産と仏教的生命観―四有思想を手がかりとして 金永晃
生(いのち)についての比較思想的一考察―玉城康四郎の「形なき純粋生命」を手がかりに 嶋田毅寛

Ⅱ 日本の信仰と生(いのち)
『日本霊異記』の〈母の甜き乳〉と『雑宝蔵経』―南方熊楠「月下氷人」に導かれて 増尾伸一郎
動植物をめぐる呪まじないとその心性―近世における生(いのち)と民間信仰 西野光一
国学者の世界認識と生と死の問題―平田篤胤を中心として 本多亮
『絵本 地獄 じごく』の研究―生(いのち)の教育における地獄絵の役割 森覚
(研究ノート)3・11東日本大震災後一ヵ月における仏教各宗派の活動 菊池結

まとめ―「あとがき」にかえて 猪股清郎

執筆者一覧

「高野山時報」(2013年6月21日)にて、本書の紹介文が掲載されました。

 
  中川素子 ・吉田新一 ・石井光恵 ・佐藤博一 編

B5/672ページ/2011年11月25日
ISBN978-4-254-68022-5 C3571
定価16,500円(本体15,000円+税)

絵本を様々な角度からとらえ,平易な通覧解説と用語解説の効果的なレイアウトで構成する,“これ1冊でわかる”わが国初の絵本学の決定版。〔内容〕絵本とは(総論)/絵本の歴史と発展(イギリス・ドイツ・フランス・アメリカ・ロシア・日本)/絵本と美術(技術・デザイン)/世界の絵本:各国にみる絵本の現況/いろいろな絵本/絵本の視覚表現/絵本のことば/絵本と諸科学/絵本でひろがる世界/資料(文献ガイド・絵本の賞・絵本美術館・絵本原画展・関連団体)/他 [立ち読み]もご覧ください。



 Copyright 2011 Kaku Mori